黒い砂漠の錬金術師 入門編
錬金術師の朝はそこそこ早い
ハイデル町V-2。
閑静な城下町の一画。
ここに一軒の家がある。
錬金術師・リリーリッツの研究室である。
彼女の仕事は決して世間に知られるものではない。
そんな彼女の錬金術に迫る。
Q.「錬金術師になるにあたって、まず何をすれば?」
A.「そうですね。雑草を集めましょう。」
「雑草はすべての錬金術の基礎となるアイテムを作成できますのでね、それを無限に作っていきます。これがないと始まりません。」
錬金術は派手というイメージがあるが、その裏にはこうした地味な下準備が支えている。
ちなみに取引所はあてにならない為、自分で採集することを勧められた。
雑草*1 黎明草*1 精製水*1 塩*1 を錬金術道具に放り込むと
”澄んだ液体試薬”が完成する。
雑草*1 銀色ツツジ*1 精製水*1 塩*1 では
”純粋な粉の試薬”が出来る
Q.「なぜこの2種類を作るんですか?」
A.「この2つの試薬を作り続ける事こそが、錬金レベルを上げるのに効率的と言われています。」
「そして、専門lv1以上になった時、錬金術師への真の扉が開かれるのです。」
錬金関連の依頼をやっていればすぐに専門になるそうだ。
(リリーはひたすら雑草を煮込んだので詳細は分からず)
Q.「専門になると何が出来るのです?」
「それは錬金術師の最大の業ともいえる、錬金石」
次回「煌めく黄金に輝いた光の聖なる石」